真っ赤な嘘と真っ白な嘘。あなたはどっちの嘘をつきますか？
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エイプリルフールに考える『嘘』の『色』
今日はエイプリルフールなので『嘘』について考えてみました。
『嘘』とは人をだますために言う、事実とは違う言葉。
もちろん基本的に嘘をついてはいけません。
人の信頼を失うのと同時に自分を裏切る事になります。
しかし世の中には色々な種類の嘘があると想います。
そんな『嘘』について『色分け』をしてみました。
真っ赤な嘘
軸が『自分』にある嘘です。
自分を誤魔化し相手を欺くためにつく嘘です。
自分を良く見せたい。自分が得したい。自分は傷つきたくない。
そんな気持ちから、ついてしまう嘘です。
しかし自分を誤魔化し、自分を良く見せるためにつく真っ赤な嘘は、結果として自分を裏切る事になり、他人を深く傷つけます。
赤色には『危険』とか『怒り』のイメージがありますが、同時に『愛』を表す色でもあります。そんな真っ赤な嘘をつくのは、自分を守るための自己愛から出た嘘なのかも知れません。
真っ赤な嘘をつかないためにも、自分の弱さとかカッコ悪いところは素直に認めて、真っ赤な嘘なんてないシンプルな生き方をしたいものです。
真っ黄な嘘
軸が『相手』にある嘘です。
相手を守るため。相手を喜ばせるため。相手を傷つけないため。
そんな優しい気持ちからついてしまう嘘です。
誕生日や記念日なんかのサプライズでは相手に嘘をつく必要はありますが、サプライズで傷つく人や損をする人はいないと思います。
個人的にもサプライズは大好物で多くの人に嘘をついて騙してきましたが、最後は相手に『ありがとう』と言われる素敵な嘘です。
しかし相手を守るためにつく嘘や、相手を喜ばそうとしてつく嘘には注意が必要です。軸が相手にあるので自分が思っていた結果と違う形になり、相手を傷つける可能性もあります。
黄色は『幸せ』とか『喜び』のイメージがありますが、同時に『注意』や『警告』を表す色です。使い方によってはプラスにもマイナスにもなるそんな嘘（色）です。
真っ白な嘘
軸が『未来』にある嘘です。
未来に向けて。未来を作り出すため。未来を描くため。
そんな自分自身の未来と約束するためにつく嘘です。
奇しくもエイプリルフールから年度が始める会社さんや新学期がスタートが多いかと思いますが、年度から新たな目標を立てる人は多いのではないでしょうか？
そんな時に目標は高く設定していますか？
大体の人は目標を達成したいからムリのない計画を立てます。
しかしビジネスや自己実現において嘘みたいな高い目標も時には必要です。
よく『無理です。出来ません』と言われますが、それは『今の自分』には出来ないかもしれませんが『未来の自分』だったら出来るかもしれません。出来ない理由ではなくて出来る理由を作る事が重要です。
ソフトバンクの孫正義さん、日本電産の永守重信さん、ユニクロの柳井正さんはホラ（嘘）を吹くのがすざましいそうです。孫さんは創業当時『将来豆腐屋みたいに一丁（兆）、二丁（兆）という商売をする』とホラを吹いて社員が辞めたそうです。
白色には色はありません。色をつけるのは自分自身です。未来をどんな色にするのか？その決意を形に表すために時には嘘（ホラ）も必要かも知れません。
どんな色の嘘をつくか？
現実に出来ない嘘や自信ない嘘はダメですがが、理想に近づくための嘘を未来に対してつくのは悪くないと思います。その未来につく真っ白な嘘を何色にするのかは自分自身ですから。
昨年度は色んな嘘に出会いました。悲しい嘘や嬉しい嘘。でもどんな嘘（色）も自分がどう受け止めるかで、真っ白な未来に向けて色（嘘）をつける事になるんだと思います。
あなたはエイプリルフールにどんな色の嘘をつきましたか？
わーわー言うとりますが、あーっと言う間にお時間です。さよなら。
