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2人の女性と宝塚から見る美しく在るための25箇条

マインド

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人間って視力が弱いなーと思うんです。自分はド近眼でメガネ野郎ですが、視力だけは落とさないようにしているつもりです。今私が書いている視力とは世に言う遠くや近くを見る力ではなく『本質を見る力』のこと。

最近こんな記事が立て続けに話題になりました。

 

Twitterでも思わず連続で呟きましたが1つ目は83歳でなお現役美容販売部員で55年間ポーラの訪問販売を続けており今でもトップで走り続けている女性。とにかく写真を見て欲しい。83歳に見えない美しさだ。

そして2つ目にツイートしたのがマイケル・ジャクソンが患っていたことで知られている「尋常性白斑」という慢性的な皮膚疾患を持って生まれたモデルのウィニー・ハーロウ。彼女は「まだら肌」と言う見た目（世間の）ハンデキャップを自身の強みに変えて写真からも伝わってくる自身と美しさに溢れている。



２人の女性が問う美しさの本質とは？

年老いたら美しくなくなる。見た目が普通と違えば美しくない。世間の常識はこうだろう。実際表面上の美しさであれば一部同感出来る所もある。でもそんな表面上の美しさは文字通りメッキのごとく剥がれ落ちていく一時的なものだ。

83歳の森本早苗さんは化粧品販売をしているが故プロフェッショナルとして無論外見の美しさにも気を使っているだろう。でも彼女が醸し出す美しさは人生を謳歌し前向きな姿勢で仕事に取り組んでいるからこそ出せる美しさだと思う。

まだら肌のウィニー・ハーロウは子どもの頃にいじめられた過去を持つにも関わらず、肌の治療（ブラウンの肌を白くすること）をする事もなく以下の様に言ってのける。

「もし、神様が私を黒人にしたかったならば、そうしただろうし、白人にしたかったなら、そうしたでしょう。でも、神様は私に両方を与えることを選んだ。オリジナルな存在として。だとしたら、それが私のあるべき姿ですから」

 運命や自分を全て受け入れて表現するからこそ伝わるエネルギーがそこにはある。

見た目とか外見とかそういう事ではなく『生き様』や『在り方』が美しいのだ。

 

宝塚ブス25箇条が美しくあるためのヒント

宝塚ブス25箇条はネットでも有名だ。

１.笑顔がない
２.お礼を言わない
３.おいしいと言わない
４.精気がない
５.自信がない
６.グチをこぼす
７.希望や信念がない
８.いつも周囲が悪いと思っている
９.自分がブスであることを知らない
10.声が小さくいじけている
11.何でもないことにキズつく
12.他人にシットする
13.目が輝いていない
14.いつも口がへの字の形をしている
15.責任転嫁がうまい
16.他人をうらむ
17.悲観的に物事を考える
18.問題意識を持っていない
19.他人につくさない
20.他人を信じない
21.人生においても仕事においても意欲がない
22.謙虚さがなくゴウマンである
23.人のアドバイスや忠告を受け入れない
24.自分が最も正しいと信じている
25.存在自体が周囲を暗くする

 ごもっともだと思うし多くの共感を得たからこそネットでも拡散されたのだろう。でも宝塚が１つミスをしているとすれば書き方だ。なぜ「美しく在るための25箇条」にしなかったのだろう？

ブスの25箇条を見る事で『ダメだ！もっと頑張らなくちゃ』と思わせて、ボトムアップ式で美へのモチベーションを保つことを考えと思うが、動機付けとしては良い例とは言えない。特に子どもへの教育は『〇〇するな』と抑制する形よりも『〇〇しよう』と行動に紐づける方が絶対的にプラスだ。

そうなると『宝塚ブスの25箇条』を逆説的に唱えれば『美しく在るための25箇条』になるはずだ。

１.愛嬌がある
２.感謝を表現する
３.食事を楽しむ
４.精気を養う
５.自分を信じる
６.出来る理由を探す
７.希望を語り、信念を持つ
８.いつも自分を起点にして改善する
９.自分が美しくなれることを知る
10.声が明瞭ではっきりとしている
11.なんでもないような事は気にしない
12.他人の幸せを祝福する
13.目が輝くような夢をもつ
14.いつも目がへの字の形をしている
15.自責の心で物事に挑む。
16.他人や過去を許す。
17.楽観的に物事を考える
18.常に問題意識をもつ
19.献身的な心をもつ
20.他人を信頼する
21.人生も仕事も意欲的に取り組む
22.傲慢な様さがなく謙虚である
23.人のアドバイスや忠告を受け入れる
24.『正しさ』は人によって違う事を知る
25.存在や生き様が周囲を明るくする

 そう。美しく在るための25箇条の最後に来るのは森本早苗さんやウィニー・ハーロウの様に『存在や生き様が周囲を明るくする』人。そんな人が本当に美しいのだと思う。

不細工なおっさんが美しさについて書いてみました。

わーわー言うとりますが、あーっと言う間にお時間です。さようなら。