わーわーあー言うとります。

「わーわー」書いて、世界を「あー」って言わせたい。

もしAppleWatchを全盲の人が付けてたら世の中は批判するのだろうか?(AppleWatchの未来や機能について妄想してみた)


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批判する前に想像しよう

朝日新聞が誤報を認めた事は、今まで一方通行だった紙メディアの時代から、双方向のWebメディアの時代に切り替わった事を表す象徴的な事件となりました。これからはメディアのみならず公共性のあるものすべてがWeb上で検証や吟味される時代になりそうですね。

そんな中で気になる記事がありました。

全盲用腕時計を知らず、全盲者が腕時計はおかしいと批判殺到 | 日刊時事ニュース

少し考えれば盲人用の腕時計がある事も想像に難くないし、ネットで検索すれば盲人用腕時計がある事もすぐわかる事ですが、何も考えずにある意味で全盲の一部ネット住民が批判をしているそうです。

インターネットが急速に普及し誰でも情報を取得・発信できる時代になり、誤報・捏造が検証・訂正されるのは良い事ですが、狭い視野と知見で無責任に情報を発信するのは褒められることではないです。

 

AppleWatchが見せる世界を妄想してみる。

前回の記事で「次回はAppleWatchがもたらすライフスタイルを勝手に妄想したい」と言っていましたが (前回の記事は以下参照)

今回の事件を受けて「もし全盲の方がAppleWatchを付けてたら役立ちそうな機能」を先に妄想してみたいと思う。(妄想なので現機能では実現できないものもあるかも)

 

  • 時間はバイブレーションでお知らせ。時報はもちろん現在の時間もバイブレーションを組み合わせて確認する事が出来る。音声でもOKだが人が多い所では便利かも。
  • Siriを使って行先を告げてナビゲーション機能を起動。ナビアプリにて曲がる場所をブルっとお知らせ。将来的には気圧計を利用して階段などの段差についても通知する。
  • スマート白杖が開発され車に普及しているスマートアシストと同じような機能を搭載。障害物を事前に検知する事が出来る。(AppleWatchで通知)
  • ターミナル駅など主要な場所の点字ブロックにICチップを搭載しスマート白杖がICチップを検知し転落事故などを防ぐ。AppleWatchで通知)
  • AppleWatchの活動記録、スマート白杖の障害物検知などの情報をクラウドに保存。ビッグデータから安全な道順でのナビ、設備が行き届いてない所の改善などに役立てる。

 

あくまでも妄想なので途中からAppleWatchよりスマート白杖が主役になってしまったが、ITは社会的弱者が言われも無き批判を受けるツールではなく社会をより良くするツールだと思うので皆でアイデアを出して少しでも実現出来れば嬉しいですね。

 

AppleWatchの可能性について妄想してみる。

最後にAppleWatchがもたらす価値や機能を普通に妄想してみた。ここで重要なのはAppleWatchだからこそ出来る事だ。それがiPhoneでも出来るのであれば新たな価値には繋がらない。

 

・簡易メッセージ返信のメインデバイス
「時計で文字は打てない」とか「iPhoneでいいじゃん」とかと言うツッコミがあるかも知れないが、AppleWatchがあればインスタントメッセージ返信の主役になると思う。今やLINEなどではスタンプだけで会話が成立するので文字を利用しないコミュニケーションは可能だ。

 

・ロック画面からの解放
AppleWatchも恐らくロック機能はあるが「時計」なので1度身に着けてロック画面を外せば改めてロックする必要もない。時計を外したら背面に搭載された心拍数などを測定する機能でオートロックを掛ける事が出来る。iPhoneも連携して自動でロック画面を解除出来れば『ロック画面解除』のアクションから解放される。

 

・健康管理や医療機器としての可能性
これは皆が予想している事だが他のウェアラブルデバイスには出来ないスマートウォッチ最大の価値であることは間違いない。

今回のAppleWatchでは血流や脈拍などが測定が可能で1日の活動量を測り消費カロリーまで計算できるそうだ。これだけの情報があれば普段スポーツをしない人でも自身の健康管理として色々な利用が出来るだろう。

そして将来的にはLED照射により血液中の様々なデータを取得したり、それこそ体温管理まで出来るかもしれない。そこまで行けば医療分野との連携が進み高齢者の保有率が一番高いデバイスになるかも知れない。

 

・Siriが最強のパートナーに
Appleから発表されたApplePayが普及すればSiriがあなたのサイフや貯金を気にかけてくれる様になるだろう。

そして上記で述べた健康管理などの情報もSiriが把握したらサイフも健康も気にかけてくれる最強のパートナーになる。「今月は〇円も使ってますよ、後〇円ぐらいで出費を抑えましょう」「昨日は運動量が少なかったので今日は歩いて駅まで行きましょう」「心拍数が上がってます!・・・恋ですか?」などSiriがパーソライズ化されてますます便利になりそうだ。

 

そのほかにも世界を飛び回るビジネスパーソンは国によって時差が自動で修正される時計は便利かも知れない。AppleWatchを使った新たなゲームが開発されるかも知れない(今なら妖怪ウォッチですね(笑))。移動経路や活動量などを収集したビックデーターから新たな知見が生まれるかも知れない。

色々と妄想してみたがAppleWatchに価値を与えるのは何もAppleだけではない。新たな発想でアプリを作る事であなたが世の中のライフスタイルを一遍させて『時』の人になるかも知れない。

  

わーわー言うとりますが、あーっと言う間にお時間です。さようなら。