わーわーあー言うとります。

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バイラルした事ないブログがバイラルメディアのあるべき姿を考えてみた


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嫌われ者になったバイラルメディア

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ちまたではデング熱バイラルしてますが皆様は大丈夫でしょうか?

さて、キュレーションアプリの代表格であるグノシー(Gunosy)が第2期決算で赤字14億円を叩き出しております。これはテレビCMなどの広告宣伝費における攻めの投資だと思いますが今やキュレーション系のアプリやサイトは幅広いユーザーに利用され確立されたサービスだと思います。

しかしバイラルメディアに関してはITリテラシーの高いネット住民には不評で嫌気されている様に見受けられます。実際に私もSNSで流れてくるバイラルメディア系のTLにはうんざり。

バイラルメディアが嫌われている理由をまとめるとこんな感じでしょうか?

  • 引用と言う名のパクリ記事が基本
  • SNSシェアのゴリ押し又は強要
  • PVさえ集まればOKという姿勢

そりゃ記事パクってSNSでスパムみたいに拡散してPV集めてお金儲けしてれば嫌われますわ。でもキュレーション系も最初は嫌われてたはずだ。それが今や宇宙の様に拡張し続けるネットの情報をユーザーに分かりやすく「まとめ」る事や、未だ発見されていない小惑星や注目されていない惑星を探し出し違う切り口で「新たな価値」を提供し一定の市民権を得て来たような気がする。

バイラルとかキュレーションってなに?

ここで一度整理しておきたいのは「バイラルメディア」と「キュレーション」の違いだ。混同している人がいるが両者は似て非なる。ここで用語の整理をしよう。

 

バイラルメディア
バイラルとは「ウィルス性の」と言う意味を持ち、マーケティング手法のバイラルマーケティング(人から人への口コミを意図的にウィルスの様に広げる戦略)の仕組みを利用したメディアです。

この口コミをSNSでの拡散に置き換えてるんですね。でも検索エンジンからの流入だけではなくSNSからの流入を戦略に取り入れるのは当たり前のことですが、バイラルメディアはSNSのシェアを得るためにインパクトのある画像やコンテンツの内容を誇張したタイトルなどを付けてシェアを獲得している所に嫌われる所以があります。

 

・キュレーション
キュレーションとは世話役と言う意味を語源にもち、博物館や図書館などの管理者や館長をキュレーターと言う。ネット上では情報を収集してまとめているサイトやその行為をキュレーション。その作業を行う人がキュレーターと言われております。

 

つまり「バイラルメディア」と「キュレーション」はまったく意味が違いますが「バイラルメディア」が「キュレーション」系の情報をパクって載せたりしているので混同されやすいのだと思う。

 

ではバイラルメディアのあるべき姿とはなんなのか?

シンプルに考えると嫌われている事の真逆をやればいいんだと思う。

  • 価値ある記事を書く(オリジナルでもキュレーションでもOK)
  • SNSシェアの強要はしない(良い記事だったら勝手にシェアされる)
  • PVではなく滞在時間を重視する(記事が読まれれば滞在時間も長いはず)

こんな感じのメディアが出てきて流入経路がSNS(口コミ)を主体にしていたらバイラルメディアはもっと良いメディアとして認知されていたのかもしれませんね。

 

ちなみに・・・

うちが運用している「ぬるスタ」もバイラル的な運用をしていた時期があり、今でも「バイラル キュレーション」でググるとTOPに出てきます。(2014/9現在)

しかし記事をアップする事に面白味も感じなくなり頑張っても他のサイトと内容が重複してしまう事が多かったので辞めました。

今はオリジナルコンテンツ(記事ではなく生配信)を中心に発信しておりますがやっぱり難しい。他人の褌でPVを得る方がそりゃ楽ですよね。

いつか自分の褌で滞在時間が長く愛されるメディアとして認知されバイラル(口コミ)される事を夢見ております。

 

わーわー言うとりますが、あーっと言う間にお時間です。さようなら。